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妥協はしない

特注飾り棚と書類整理箱

右飾り棚

左飾り棚

引戸格子

気がつけばもう5月。時間が経つのが早い、早すぎる。

岡山市のお宅へ特注飾り棚2台と書類整理箱(オイル仕上げ)を納品させて頂きました。気温25度を上回る夏日の中、搬入の際には家族総出で手伝って頂きとても助かりました。ありがとうございました。ジャズを奏でる人形達(写真上から2枚目)も、新しく出来た自分達のステージに満足してくれてるといいけれど…。

さて、このような箱物を作らせて頂く上で他の家具屋さんや作家さんとの差別化と図るというのは、すごく難しい事である。と思う。

使っているのが無垢材というだけの見た目には量産家具と変わらない家具は作りたくない。しかし、当研究所はオブジェを作っているわけではないので、基本のラインは外せないわけで…。お客様は、既存の物には無いものを求めておられる事を絶対に忘れてはならない。だからこそ、引き出しの取っ手や引戸、開き戸の鏡板等は、修業時代から試行錯誤を繰り返してきました。

その中で生まれたきた引戸の格子状鏡板(写真最下部)は、製作時間や材料費は、板一枚を入れる場合とは比べものにならないほど掛かるけれど、納得できるいいものが出来たと思う。